【6月4日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は3日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナを侵攻したことで「歴史的かつ根本的な過ち」を犯し、「孤立」していると述べた。

 マクロン氏は仏地方メディアのインタビューで「彼(プーチン氏)はロシア国民にとっても、自分自身にとっても、歴史にとっても、歴史的かつ根本的な過ちを犯したと思う。本人にもそう伝えた」と語った。

 さらに、ウクライナ侵攻によって「彼は孤立していると思う」とし、「孤立も問題だが、そこから抜け出すのも困難だ」と述べた。

 マクロン氏はプーチン氏との建設的な対話を模索している姿勢を崩さず、「(ロシアが)屈辱を受けることがあってはならない。停戦に至り次第、外交的手段で解決する道を残しておかなければならない」と述べた。

 一方、ウクライナ側が呼び掛けている同国の首都キーウ訪問の可能性については「排除しない」と述べた。マクロン氏は、ロシアがウクライナに侵攻する直前に両国を訪問しているが、それ以降はウクライナを訪れていない。(c)AFP