【6月1日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は5月31日、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に対し、欧州連合(EU)理事会議長国の任期が終わる6月30日までにウクライナを訪問するよう呼び掛けた。

 クレバ氏は仏ニュース専門局LCIに対し、「フランスが議長国であるうちにマクロン氏がウクライナを訪れ、武器を追加支援してくれるのが最良だ」と述べた。

 マクロン氏は、ロシアがウクライナに侵攻する2月24日直前に両国を訪問しているが、それ以降はウクライナを訪れていない。

 首都キーウ周辺からロシア軍が撤退し、東部に戦力を集中させた後は、英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相やカナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相、EU高官らがキーウを訪問している。

 5月27日には、フランスのカトリーヌ・コロナ(Catherine Colonna)外相が、仏当局者として初めてキーウを訪れた。

 マクロン氏は31日、「時と条件が整えば」キーウを訪問したいとの考えを繰り返した。(c)AFP