譲り受けたソファから現金470万円 米
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【6月3日 AFP】米カリフォルニア州の女性がローカル情報交換サイト「クレイグリスト(Craigslist)」を通じて無償で譲り受けたソファから、現金3万6000ドル(約470万円)を見つける出来事があった。現金は元の持ち主に返したという。
ビッキー・ウモドゥ(Vicky Umodu)さんはロサンゼルス近郊コルトン(Colton)に引っ越してきたばかりで、家具を安くそろえなければならなかった。ソファ一式を譲るという投稿を見つけた時、己の幸運を信じられなかったという。
ウモドゥさんは今週、自宅でテレビ局ABC7の取材に対し、「(ソファは)とても魅力的だったので、譲り受けることにした」と語った。
しかし、思わぬおまけも付いてきた。
ウモドゥさんはクッションの一つにいくつか固いものが入っているのに気付いた。数千ドルの現金が入った封筒だった。
ウモドゥさんは「来て来てと息子を呼んで、お金だ! あの人(譲り主)に電話しなくちゃと叫んでいた」と当時の状況を振り返った。
譲り主に電話し、事情を話して現金を返したという。
ソファを譲った家族は、最近亡くなった身内の家の片付けをしたところで、現金の出所は分からないと説明。ウモドゥさんに謝礼として、2000ドル(約26万円)以上を渡した。新居に必要な冷蔵庫が買える額だ。
ウモドゥさんは「お金をもらうつもりなんてなかったのに」と語った。(c)AFP