アンドルー英王子、コロナ陽性 女王祝賀礼拝を欠席へ
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【6月3日 AFP】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II、96)の次男で、王室の公務を離れているアンドルー王子(Prince Andrew、62)が、新型コロナウイルス検査で陽性となり、女王の在位70年「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」祝賀行事の一環で3日に行われる礼拝を欠席することになった。王室が2日、発表した。
英メディアによると、女王とは最近面会していたが、コロナ陽性が判明後は会っていない。
アンドルー王子は、性犯罪で有罪判決を受けた米実業家ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)元被告(勾留中に自殺)との交友関係が批判を呼び、公務を離れた。女王の誕生日を祝う2日の「軍旗分列行進式(Trooping of the Colour)」では、姿を見せていなかった。
一方、王室を離脱し現在は米カリフォルニア州で暮らす女王の孫ヘンリー王子(Prince Harry)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)は珍しく訪英し、同日の行事に出席。バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)から少し離れた建物で、目立たない位置からパレードを観賞した。3日の礼拝には参加するとみられている。(c)AFP