【6月1日 AFP】男子ゴルフの元世界ランキング1位であるダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が、サウジアラビアが後援する新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズの初戦に出場することになった。リーグが1日に発表した。

 メジャー2勝を挙げているジョンソンは2月、米ツアーへの忠誠を貫くと話していたが、意見を翻した形となった。世界ランキング上位20位までの選手では、全英オープン(The Open Championship)を制した世界20位のルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)も大会の出場リストに入っている。

 他には、マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)優勝経験を持つシャール・シュワーツェル(Charl Schwartzel、南アフリカ)とセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)、全米オープン選手権(US Open Championship)元王者のグレーム・マクダウエル(Graeme McDowell、北アイルランド)とマルティン・カイマー(Martin Kaymer、ドイツ)も出場を予定している。

 一方、過去に新リーグを支持する姿勢を示していたメジャー6勝のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は、リストに名前がなかった。

 全米プロゴルフ協会(PGA of America)は、カナディアン・オープン(RBC Canadian Open 2022)と日程が重なるリブゴルフ・インビテーショナルの今大会に、ツアー会員が出場することを認めていない。

 新リーグの開幕戦は、6月9日から11日にかけて英ロンドン郊外のセンチュリオンGC(Centurion Golf Club)で行われ、賞金総額はメジャーの2倍近い史上最高の2500万ドル(約32億円)、優勝賞金は400万ドル(約5億1300万円)が用意されている。(c)AFP