【5月14日 AFP】男子ゴルフのフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が、大会連覇が懸かっていた第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)の出場を辞退した。全米プロゴルフ協会(PGA of America)が13日に発表した。

 51歳のミケルソンは、昨年の全米プロで史上最年長でのメジャー制覇(通算6勝目)を達成。しかし、サウジアラビアが後援する新リーグで、PGAツアーのライバルとなるリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)を支持するなどの発言が物議を醸した2月以降、欠場が続いている。

 先月には1994年以来、マスターズ・トーナメント(The Masters Tournamen)を欠場。1993年に初出場した全米プロを欠場するのも今回が初めてとなる。また、1シーズンにメジャー2大会を見送るのは、全米オープン選手権(US Open Championship)と全英オープン(The Open Championship)を欠場した1993年以来となる。

 ミケルソンのPGAツアーへの復帰時期、また復帰自体は依然として不透明な状況となっている。(c)AFP