【6月4日 CGTN Japanese】中国船舶グループ傘下の武昌船舶重工集団有限会社(以下、武船集団)が製造したインテリジェント液化天然ガス(LNG)救難船「海洋石油542」「海洋石油547」が5月28日、江蘇省(Jiangsu)啓東市(Qidong)で引き渡されました。これは、中国初となる国産のインテリジェントLNG救難船です。

 この2隻の最大の特徴は、元のLNG救難船をベースに、インテリジェント船としてアップグレードを行ったことです。製造した武船集団の田軍副総経理は、「この船は、世界初の、4種類の知能システムを同時に搭載したLNG救難船だ。インテリジェントナビゲーションシステムを例にとると、その機能は自動車の自動運転機能に似ており、濃霧時や夜間において航行を行う場合、収集したデータや情報を分析し、操縦士に最適な航行プランを提供することができる」と紹介しました。

「海洋石油542」「海洋石油547」は、中国海洋石油集団傘下の中海油田服務股份有限公司(チャイナ・オイルフィールド・サービシズ)による、中国の海洋石油開発に向けたサポートサービス提供のために製造されたもので、海洋石油・ガス開発における見守り、貨物輸送、救難及び消防などのサービスを提供することができます。

 中国では、300隻以上の各種船舶が海洋石油開発におけるサービスを提供していますが、これまでにインテリジェントLNG救難船が使用された前例はありません。船舶のインテリジェント化は船の安全性、経済性、環境保護、効率性の効果的な向上が期待されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News