【5月30日 CGTN Japanese】中国南部の広東省(Guangdong)では、深セン市(Shenzhen)と江門市(Jiangmen)を結ぶ鉄道(深江鉄道)の珠江口トンネルで先日、シールドマシン「深江1号」による掘削作業がテスト段階から正式段階に移行しました。珠江口トンネルは現在、中国で深度と水圧が最大の海底トンネルで、シールドマシンによる作業区間の最大水圧は世界最大です。

 珠江口トンネルは全長13.69キロ。単洞複線の高速鉄道トンネルで、最大深度は106メートル、海水水圧は10.6バールです。第一期の工事区間は、東莞市の虎門から広州市(Guangzhou)の南沙に向かうもので、掘削の過程で5種類の複合地質、13種類の地層、17本の断裂帯を通ります。また、全断面硬岩の長さは2.75キロに上り、中国で建設中の海底トンネルの中で作業が最も難しいものの一つです。

 深江鉄道は、中国の「八縦八横(南北方向、東西方向それぞれ8ルート)」高速鉄道網の沿海ルートにおける重要な一部であり、本線の全長は116キロ、設計速度は時速250キロで、深セン市、広州市、東莞市(Dongguan)、中山市(Zhongshan)、江門市の5都市を経由して、グレーターベイエリアと広東省自由貿易区の重要な交通インフラになります。開通後は、深セン前海自由貿易区と広州南沙港自由貿易区間の高速鉄道による30分でのアクセスが実現します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News