■膨大な公務

 女王はまだ王女だった21歳の時に、英連邦に一生をささげると誓った。

 女王となって以降、2万1000件以上の公務をこなし、約4000件の法律に裁可を与えた。

 また112か国の国家元首を国賓として迎えた。その中には、エチオピアのハイレ・セラシエ(Haile Selassie)皇帝(1954年)、日本の昭和天皇(Emperor Hirohito、1971年)、ポーランドのレフ・ワレサ(Lech Walesa)大統領(1991年)、米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領(2011年)らが名を連ねる。

■政治と宗教

 女王の在位期間中の英首相はこれまで14人。1952~1955年のウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)首相に始まり、直近は2019年に就任したボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相だ。

 英国国教会の最高権威者でもある女王は、これまでにローマ・カトリック教会の歴代の教皇4人と公式に面会している。ヨハネ23世(John XXIII、1961年)、ヨハネ・パウロ2世(John Paul II、1980年、1982年、2000年)、ベネディクト16世(Benedict XVI、2010年)、そして現在のフランシスコ教皇(Pope Francis、2014年)だ。