欧州CL決勝観戦のナダル、混乱影響で「歩いて」会場入り
発信地:パリ/フランス
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【5月30日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)の男子シングルスで8強入りしたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、28日に行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)決勝のリバプール(Liverpool FC)対レアル・マドリード(Real Madrid)戦を観戦した際、「歩いて」スタジアム入りしなければならなかったことを明かした。
四大大会(グランドスラム)21勝を誇り、現在は全仏オープンに出場中のナダルは、パリ市内を移動してスタッド・ド・フランス(Stade de France)へ向かい、大ファンであるレアルが1-0でリバプールに勝利するところを目撃した。
しかし決勝では、試合前にスタジアムの外で混乱が起こり、午後9時(日本時間29日午前4時)に予定されていたキックオフが30分以上も遅れるトラブルが発生した。ナダルも本格的に巻き込まれたわけではなかったが、車での移動を諦めなければならなかったという。
29日の4回戦でフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)との5セットマッチの激闘を制した後の会見で、ナダルは「スタジアムへたどり着くのに苦労した」と話した。
「高速道路で車を降り、最後は歩いて行かなくてはならなかった。そうしなければ間に合わなかっただろう。乗っていた車がスタジアムへ到着したのは、午後10時15分だった」
「関係者が僕に気づき、助けてくれた」 (c)AFP