【5月30日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は29日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が病気であることを示す兆候は全くないとして、大統領の体調不良説を否定した。

 ロシアではプーチン氏の健康状態と私生活に関する話題はご法度になっており、公の場で語られることはほとんどない。

 ラブロフ氏は、フランスの民放テレビTF1の取材に対し「まともな人間ならこの人物(プーチン氏)に何らかの病気や不調の兆候を認めないだろう」と述べた。

 さらに、10月に70歳を迎えるプーチン氏は「毎日」、公の場に姿を見せていると強調。「プーチン氏の様子は画面越しに見ることができるし、演説を読んだり聴いたりすることもできる」とし、「臆測を広めている人たちの良識に任せたい」と語った。(c)AFP