【5月29日 AFP】ジャパンラグビーリーグワンは29日、プレーオフ決勝が東京・国立競技場(Japan National Stadium)で行われ、埼玉パナソニックワイルドナイツ(Saitama Panasonic Wild Knights)が18-12で東京サントリーサンゴリアス(Tokyo Suntory Sungoliath)を下し、初代王者に輝いた。

 埼玉は前半30分手前にオーストラリア代表のマリカ・コロインベテ(Marika Koroibete)がトライを決めると、ハーフタイム間際には山沢拓也(Takuya Yamasawa)が値千金のタックルでニュージーランド代表のダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)のトライを阻止。

 後半に入ると、東京SGはマッケンジーの2本のペナルティーゴール(PG)で点差を詰めたが、埼玉は後半33分、ディラン・ライリー(Dylan Riley)のトライで再びリードを拡大し、そのまま逃げ切った。埼玉は、前身のトップリーグの最終シーズンとなった昨季の決勝に続いて東京SGを下し、2年連続の日本一に輝いた。(c)AFP