【5月28日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がそれぞれ勝利し、準々決勝での激突に向けて前進した。

 前回覇者で現世界1位のジョコビッチは、スロベニアのアリャス・ベデネ(Aljaz Bedene)を6-3、6-3、6-2で一蹴し、第15シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)との4回戦に進出した。

 一方、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で通算13度の優勝を誇るナダルは、第26シードのボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic Van de Zandschulp、オランダ)に6-3、6-2、6-4で快勝。全仏オープンの4回戦に進出するのは、手首のけがで3回戦を棄権した2016年大会を除き、通算18度目の出場でこれが17回目となった。

 ナダルはベスト8入りを懸けた次戦、第9シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を迎え撃つ。

 その他では、前回4強で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が7-6(7-2)、6-3、7-6(7-5)でブランドン・ナカシマ(Brandon Nakashima、米国)に勝利。4回戦の相手は、第23シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)をフルセットの末に撃破した世界131位のベルナベ・サパタ・ミラージェス(Bernabe Zapata Miralles、スペイン)に決まった。(c)AFP/Martyn WOOD