【5月27日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は27日、西側諸国はウクライナ侵攻に絡んでロシアに「全面的な戦争」を仕掛けており、ロシアの国民や文化もその対象になっているとの見方を示した。

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 ラブロフ氏は外務省内の会合で、「西側はわれわれ、ロシア世界全体に対して戦争を宣言した。ロシアやわが国に関係した全ての存在を消し去る行動は、愚行とも言えるような段階に達している」と述べた。

 外相は、西側諸国がロシアの作家や作曲家、その他の文化人も標的にしていると非難。「(米政府や)その衛星国はわが国を封じ込める努力を2倍、3倍、4倍へと強化している」と指摘した。

 その上で、「このような状況は長期化することになるだろう」とし、対応策の必要性を訴えた。(c)AFP