【5月27日 CGTN Japanese】北上したアジアゾウの群れが元の生息地に戻った後、アジアゾウのさらなる保護を行うため、中国国家林草局、雲南省林草局、地域の各管理部門が有力な措置を講じました。

 保護措置は、すべてのアジアゾウの群れに対するリアルタイムのモニタリングを続け、状況が判明した場合は速やかに処置すること、アジアゾウ国家公園の創立を推進して保護範囲を明確にし、生息地の保護と回復を強化することなどがあります。

 アジアゾウは、中国の2021~2025年の経済、社会発展目標を盛り込んだ「第14次五カ年計画」期間の緊急保護対象となる48種の絶滅危惧種に加えられています。

 アジアゾウの保護は、国家公園など自然保護地の整備および野生動植物保護の重要プロジェクトに組み入れられ、科学的な管理が実施されています。また、アジアゾウの個体に対する分類管理の調査、アジアゾウによる損害補償措置の改善に向けた取り組みも行われているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News