【5月27日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第19シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に6-2、2-6、1-6で敗れた。2018年大会覇者のハレプは、試合中にパニック発作に見舞われていたことを明かした。

 試合中、苦しそうにベンチに座り込み、医師の処置を求める場面もあったハレプは「ただのパニック発作。普段はないことだから、どう対処すればいいか分からなかった」と振り返った。

 さらに「試合をリードしていたし良いプレーもできていたが、それをふいにしてしまった。集中できなかった」と話しつつ、「試合後はとてもつらかったが、もう大丈夫。回復したし、今回の出来事を教訓にする。危険な点はない。医師が全てチェックしてくれた。一切問題はなかった」と説明した。

 一方、今回が全仏初出場となっている19歳の鄭は3回戦で、2017年大会の女王で第13シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を6-0、1-6、6-3で下したアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)と対戦する。(c)AFP