【5月26日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は2-6、4-6、6-1、6-2、7-5でセバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)に大逆転勝利し、3回戦に進んだ。

 昨年ベスト4のズベレフは、相手のマッチポイントをしのぐなど2セットダウンから逆転し、試合後には敗退の瀬戸際で休暇の予定を立てていたと明かした。

「モナコでの休暇の計画を立てていた。どこに行こうか、誰と行こうかと考え、ビーチに思いをめぐらせているとリラックスできた」

 最終セットのゲームカウント4-5でマッチポイントを握られたズベレフは、「何とかしなければならなかった。今はまだトーナメントにいることをうれしく思う」とコメントした。

 3時間36分の熱戦を制したズベレフは、3回戦でブランドン・ナカシマ(Brandon Nakashima、米国)と対戦する。全仏で初めて本戦を戦うナカシマは、2回戦でタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に7-6(8-6)、6-4、6-2で勝利した。(c)AFP