欧州で「サル痘」異例の感染拡大、2つの大規模パーティーと関係か WHO専門家
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【5月25日 CGTN Japanese】欧州の多くの国で最近、サル痘の感染が拡大しています。米AP通信(Associated Press)の23日付の報道によると、世界保健機関(WHO)の感染症専門家、デイビッド・ヘイマン氏は、同メディアの取材に応じ、欧州でサル痘の感染が拡大するのは異例で、スペインとベルギーで開かれた2つの大規模パーティーが関係している可能性があるとの見方を示しました。
ヘイマン氏によると、サル痘の感染がアフリカ以外の地域で拡大したことはこれまでなく、欧州における今回の感染状況は、これまでとは明らかに異なります。アフリカ地域では、サル痘ウイルスのヒトへの主な感染経路は動物です。
WHOによると、英国、スペイン、イスラエル、フランス、スイス、米国、オーストラリアなど十数カ国でこれまでに、サル痘ウイルスへの感染事例が90例以上報告されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News