【5月25日 AFP】21-22NBAは24日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が30点を挙げたダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が119-109でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に勝利し、1勝を返した。

 4連敗での敗退を避けるには勝つしかないマーベリックスは、攻撃陣が勢いを取り戻してシリーズの戦績を1勝3敗とした。NBAの75年の歴史で、0勝3敗から逆転でプレーオフのシリーズに勝利したチームは一つもなく、ウォリアーズは残りあと3試合で1勝すればファイナル進出が決まるが、マーベリックスも少なくとも26日に行われる敵地での第5戦に望みをつないだ。

 マーベリックスは過去3試合ではドンチッチに得点を依存していたが、この日は他選手もエースをサポートし、6人が2桁得点をマーク。ドリアン・フィニースミス(Dorian Finney-Smith)が23点、レジー・ブロック(Reggie Bullock)が18点、ジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)が15点、マキシ・クレバー(Maxi Kleber)が13点、スペンサー・ディンウィディー(Spencer Dinwiddie)が10点を決めた。

 しかしドンチッチは、ウォリアーズの得点源であるステフェン・カリー(Stephen Curry)をわずか20点に抑えたチームメートの守備をたたえた。14リバウンド、9アシストも記録したドンチッチは「きょうのわれわれのディフェンスは見事だった」と話し、「こういうプレーをしなければいけない。これができれば危険なチームになれる」と続けた。(c)AFP