【5月25日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は24日、テキサス州の小学校での銃乱射事件を受け、銃規制に反対する有力なロビー団体に立ち向かうよう国民に呼び掛けた。犠牲者は児童19人を含む21人となった。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で演説し、「この痛みをすべての親、市民のための行動に変える時が来た。われわれはすべての議員に明らかにしなくてはならない。行動の時だと」と訴えた。

 事件は同日正午ごろ発生。容疑者の男(18)は車で小学校に乗り付け、拳銃を所持して侵入した。ライフルを持っていた可能性も取りざたされている。

 テキサス州のグレッグ・アボット(Greg Abbott)知事によると、男は地元在住のサルバドール・ラモス(Salvador Ramos)容疑者で、駆け付けた当局者に撃たれて死亡した。

 これまでに児童19人、大人2人が死亡した。(c)AFP