【5月24日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は23日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードで前年女王のバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)は、19歳のジアン・パリー(Diane Parry、フランス)に6-1、2-6、3-6で逆転負けを喫し、2月以来となる負傷からの復帰戦を白星で飾れなかった。

 肘のけがで2月から離脱を強いられていた世界ランキング2位のクレイチコバは、第1セットを先取すると続く第2セットでも1ブレークアップとリードし、試合の主導権を握っていた様子だった。

 しかし、その後は6ゲームを連取されて第2セットを落とすと、最終セットも序盤のリードをふいにした。

 クレーコートではこれが今季最初の試合となったクレイチコバは、「第1セットを奪って2-0としたところで壁にぶち当たったと思う」とコメントした。

「とにかく身体面で崩れてしまったと思う。つまり、試合をこなしていなかったから厳しかった」

 また、第5シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)もアイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)に6-7(5-7)、5-7で敗れており、2日目までに敗退となった女子シングルスのトップ10選手はこれで計4人となった。(c)AFP