【5月23日 AFP】オーストラリア水泳選手権(2022 Australian Swimming Championships)は22日、女子400メートル自由形決勝が行われ、アリアン・ティットマス(Ariarne Titmus)が3分56秒40をマークし、ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky、米国)が保持していた世界記録を更新した。

 昨年行われた東京五輪の同種目で、レデッキー相手に番狂わせを起こして金メダルを獲得した21歳のティットマスは、ライバルが2016年のリオデジャネイロ五輪で樹立した3分56秒46を上回るタイムをたたき出した。

 レデッキーは前月、第19回世界水泳選手権(19th FINA World Championships)に向けた米国代表選考会の同種目で3分59秒52をマークしていた。

 しかしティットマスは、7月に英バーミンガム(Birmingham)で予定されているコモンウェルスゲームズ(2022 Commonwealth Games、英連邦競技大会)に専念するため、ハンガリー・ブダペストで来月開催される、この種目の連覇がかかる世界水泳を欠場する。(c)AFP