【5月23日 AFP】21-22スペイン1部リーグは22日、第38節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はホームでビジャレアル(Villarreal CF)に0-2で敗戦。優勝したレアル・マドリード(Real Madrid)と13ポイント差の2位で激動のシーズンを終えた。

 他の試合では、アウェーでレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を2-1で下したアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が3位を確定させ、ホームでアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に1-0で勝利したセビージャFC(Sevilla FC)を1ポイント差の4位に抑えた。

 敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で勝利したビジャレアルはビルバオを抑えて7位の座を守り、来季のヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2022-23)出場権を手にした。

 今季のビジャレアルは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)で驚きの準決勝進出を果たしたことで脚光を浴びたが、リーグ戦では下位相手に安定感を欠いたため、来季は第三の欧州カップ戦に回ることになる。

 ソシエダはアトレティコに敗れたものの6位を守り、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)出場権を手にした。

 また残留争いでは、アラベス(Alaves)とレバンテ(Levante)に続いてグラナダ(Granada CF)の降格が決まり、カディス(Cadiz CF)とマジョルカ(RCD Mallorca)は来季も1部でプレーすることになった。

 グラナダがRCDエスパニョール(RCD Espanyol)と0-0で引き分けたことで、アウェーでアラベスに1-0で勝利したカディス、そしてオサスナ(CA Osasuna)を2-0で下したマジョルカの残留が決まった。(c)AFP/Tom ALLNUTT