【5月20日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は20日、北大西洋条約機構(NATO)の拡大に対応し、自国西部に新たな軍事基地を構築すると明らかにした。

 国防相はテレビ放送された会合で、「年末までに西部軍管区に12の部隊や師団を創設する」と述べた。軍は2000以上の軍事装備や兵器の供給を受ける見通しだとしている。

 ロシアのウクライナ侵攻は、数十年にわたって軍事的な中立を維持してきたフィンランドやスウェーデンに衝撃を与え、両国のNATO加盟申請につながった。(c)AFP