【5月20日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は19日、ロシアから核弾頭を搭載可能な地上発射型ミサイルシステム「イスカンデル(Iskander)」と地対空ミサイルシステム「S400」を「必要な数」だけ購入したと発表した。

 ルカシェンコ氏はメッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」の大統領府公式チャンネルで、「(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)氏と(兵器購入で)合意した」と述べた。

 続けて、イスカンデルとS400は「少なくとも容認できないレベルの甚大な打撃を与えることができる」として、今回の購入で「軍は大化けする」と述べた。

 ベラルーシは、ウクライナに侵攻する軍事同盟国ロシアの後方基地と化している。ルカシェンコ氏は今月、西側諸国がナチス・ドイツ(Nazi)の思想を支持し、ウクライナで「ロシアと戦争している」と非難していた。(c)AFP