【5月16日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のFWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は15日、チームに残留するのか、あるいは活躍の場をスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移すのかについて「ほぼ」決心したと述べた。

 パリで行われたリーグ1の年間表彰式で、自身3回連続のシーズン最優秀選手に選ばれたエムバペは、すでに決断したのかと問われると「ああ、ほぼね」と返答。PSGに残留して待望の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を目指すチームに力を貸すのか、あるいはレアルに移籍するのかを見定める時間は「ほぼ終わった」と付け加えた。

 フランス代表のエムバペは、6月3日に予定されているUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)のデンマーク戦の前までに自身の決断を「発表」する意向だという。

 表彰式で十分な機会が与えられたにもかかわらず、去就についてはそれ以上明かすことを拒んだエムバペ。「僕をここに立たせてくれたPSG、チームメート、監督」に感謝の意を表し、「僕の物語は続く。勝利し続けるし、決して満足することはない」と語った。

 表彰式に出席したPSGのキャプテンであるDFマルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")は、「彼が来季もこの賞を受賞することを願う」とコメントするにとどめた。

 仏紙は前週、エムバペがPSGに最長3年残留することで基本合意したと報じていた。(c)AFP