【5月11日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は10日、2024-25シーズンからの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)について、出場枠を四つ増やして36チーム制とし、現行のグループステージに代わって一つのリーグステージが導入されると発表した。

 グループステージで6試合をこなす現在とは異なり、刷新された新たなチャンピオンズリーグでは、各チームがホームとアウェーで4試合ずつ計8試合のリーグステージを行う。

 リーグステージの上位8チームが自動的に決勝トーナメントに進出し、9位から24位までのチームは2試合方式のプレーオフに回り、勝利した8チームがベスト16に進む。

 UEFAの国別ランキングで5位につけるリーグで3位になったチームにも新たに本大会への出場権が与えられるほか、いわゆる「チャンピオン・パス」で本戦に進む国内王者の数が4から5に拡大される。

 残る二つの出場権は、前年のシーズンでクラブによる合計の成績(総ポイントを出場クラブ数で割った値)が最も良かった国のリーグに与えられる。仮に今シーズンの成績で判断した場合、イングランドとオランダがその2か国に該当することになる。

 同様の変更は(リーグステージが8試合になる)ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)と(リーグステージが6試合になる)ヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League)でも適用され、両大会とも36チームが出場する。(c)AFP