【5月15日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、第34節の試合が行われ、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は後半アディショナルタイムに遠藤航(Wataru Endo)が決勝点を挙げて2-1でケルン(1. FC Cologne)に勝利し、劇的な1部残留を果たした。

 シュツットガルトは、この日ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に敗れたヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)を逆転して15位でシーズンを終え、来季も1部で戦うことが確定した。

 シュツットガルトのFWサーシャ・カライジッチ(Sasa Kalajdzic)は、PKをセーブされた26秒後、CKに頭で合わせてミスを帳消しにする先制点をマークした。

 その後ケルンは、フランス人ベテランFWのアントニー・モデスト(Anthony Modeste)が今季リーグ戦20点目を決めて追いついたが、最後は遠藤が決勝点を奪い、試合終了のホイッスルが鳴るとファンはピッチになだれ込んでリーグ残留を祝福した。

 シュツットガルトを率いるペッレグリーノ・マタラッツォ(Pellegrino Matarazzo)監督は、「良い気分だが、叫んだのとセレブレーションのせいで頭が痛い」とコメント。「最高の瞬間だった。選手と一緒に喜んでいる。きょうのような瞬間は決して忘れない」 (c)AFP/Ryland JAMES