【5月13日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長は12日、フィンランドの首脳がNATOに加盟する方針を示したことを歓迎し、加盟手続きは「迅速かつ円滑」に進められるとの見方を示した。

 フィンランドのサウリ・ニーニスト(Sauli Niinisto)大統領とサンナ・マリン(Sanna Marin)首相は、NATO加盟への支持を表明しており、15日に正式決定する見通し。ロシアはフィンランドがNATOに加盟すれば対抗措置を取ると警告している。

 ストルテンベルク氏はフィンランドの動きについて「主権国家としての決定であり、NATOは全面的に尊重する」と述べた。

 さらに「フィンランドが加盟申請を決めれば、NATOは温かく迎え入れる。加盟手続きは迅速かつ円滑に進められるだろう」と続けた。

 シャルル・ミシェル(Charles Michel)欧州理事会(European Council)常任議長(EU大統領)もツイッター(Twitter)で、EU加盟国フィンランドがNATO加盟への道筋をつけたと歓迎。

 EUとNATOの関係を「かつてないほど親密」と表現した上で、フィンランドのNATO加盟が実現すれば「欧州の安全保障に大きく寄与する歴史的な一歩」かつ「ウクライナに戦争を仕掛けたロシアに対する強い抑止力」となるだろうと記した。

 仏大統領府によると、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は12日、ニーニスト氏と電話会談した後、「フランスはNATOに速やかに加盟するというフィンランドの主権国家としての選択を全面的に支持する」と表明した。

 ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相もフィンランドの決定を歓迎。「ニーニスト大統領との電話会談で、ドイツは全面的に支持すると確約した」とツイートした。(c)AFP