【5月10日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が9日、今季メジャー第2戦、第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)のリストに名を連ねた。

 元世界ランキング1位のウッズは、2021年の自動車事故で負傷し、先月の第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)で電撃復帰を果たした後、同大会の最終ラウンド以降はプレーしておらず、今月19日から22日に行われる全米プロへの出場表明を正式にはしていない。

 1999年、2000年、2006年、2007年の全米プロ制覇を含むメジャー通算15勝を誇るウッズは先日、今年の舞台となる米オクラホマ州タルサ(Tulsa)のサザンヒルズ・カントリークラブ(Southern Hills Country Club)で練習ラウンドを行っていることから、出場を期待する声が高まっている。報道によれば、本人は支障がなければプレーするつもりだという。

 ウッズは、7月の第150回全英オープン(The 150th Open Championship)とアイルランドで2日間行われる同大会の前哨戦に出場する意向を示しているが、全米プロに加えて6月の第122回全米オープン選手権(2022 US Open Championship)など、その他の大会への出場は明言していない。

 一方、昨年の全米プロ覇者のミケルソンも、サウジアラビアが支援する新設リーグのリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズに関する発言が明るみに出て物議を醸した2月以降、実戦から遠ざかっている。

 米メディアはこの日、ミケルソンが全米プロゴルフ協会(PGA of America)とスケジュールについて話し合ったものの、連覇に向けて出場するかどうかは決めていないと報じた。(c)AFP