【5月9日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は9日、対独戦勝記念日の式典で演説し、ロシア軍はウクライナで「絶対に受け入れ難い脅威」から祖国を守るために戦っていると主張した。

 首都モスクワの赤の広場(Red Square)に集まった数千人の兵士を前にプーチン氏は、ロシア軍はウクライナでナチズムとの戦いを続けるが、「世界大戦の恐怖が再び起こらないよう、あらゆる手段を講じる」ことが重要だと訴えた。

 プーチン氏は戦勝記念日に、ウクライナ侵攻を「戦争」と位置付けるか、総動員令を出す可能性もあるとみられていたが、特に重要な発表は行われなかった。(c)AFP