【5月2日 東方新報】今年9月16日に開催予定の「中日国交正常化50周年記念夜会」を紹介する記者会見が4月27日午後、東京の「五糧液大飯店」で開かれ、中日のメディアが取材に参加した。主催は全日本華僑華人社団連合会(全華連)。

「中日国交正常化50周年慶祝夜会組織委員会」の賀乃和(He Naihe)会長、何徳倫(He Delun)執行会長ほか同委員会幹部、夜会の協賛企業で貴州茅台酒(Kweichow Moutai)など中国有名ブランド酒を販売する日和商事(Nichiwa Shoji)の黄耀東(Huang Yaodong)社長、また夜会の企画演出を請け負う江蘇省演芸集団日本ポラリス株式会社の蔡国平(Cai Guoping)社長たちが出席。

 賀会長は「9月の夜会は、中日国交正常化50周年と同時に中国建国73周年を祝う在日華人にとって大事なイベントであり、さまざまな文化的内容を豊富に盛り込んだものにしたい。そのため本夜会の企画演出請負の公開入札を行い、蔡国平社長(総監督)に決定、本日、この場で契約調印を行います」と紹介。

 蔡総監督は「夜会は四つの重要要素で構成されます。一つ目は中日の50年来の文化交流、二つ目は在日華人の中国誕生73周年へのお祝い、三つ目は東京オリンピックと北京冬季オリンピックの思い出、四つ目は東日本大震災や新型コロナウイルス感染症などへの心遣いです。芸術性と人びとの思いやりにあふれた革新的な演出を施し、中日の文化芸術の融合で『一衣帯水』の情感を十分に表現した演目構成を考えます。また、舞台装置、芸術的表現などにも工夫をこらし、観客の皆さまを温かい情感と感動で包み込む演出で、国交正常化50周年を真心から祝う在日華人の思いを表現します」と強調した。

 何執行会長は、当日は多くのプラットフォームを通じて日本国内と世界の華僑、華人に向け実況配信を行う予定で、今後さらに多くの協賛企業が参加するのを歓迎すると述べた。

 夜会は9月16日(金)に、東京都練馬区の「練馬文化センター」大ホールで開催の予定。(c)東方新報/JCM/AFPBB News