【5月2日 AFP】21-22NBAは1日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンスではゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は117-116でメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に先勝した。

 ウォリアーズはドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が退場になりながらも、控えのジョーダン・プール(Jordan Poole)が31得点、8リバウンド、9アシストをマーク。最後はクレイ・トンプソン(Klay Thompson)が残り36秒6で逆転の3ポイントシュートを決めると、その後はグリズリーズの司令塔ジャ・モラント(Ja Morant)のシュートを2回止めて初戦をものにした。

 ステフェン・カリー(Stephen Curry)は「シリーズの開幕で、自分たちにとっては大きな勝利だし、相手のホームコートで勝つことができた」と話し、「第2戦も貪欲にいく」と意気込んだ。

 カリーは24得点を記録し、アンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)が17点、トンプソンが15点を加えた。グリズリーズではモラントが34得点、9リバウンド、10アシスト、ジャレン・ジャクソン(Jaren Jackson)が33得点、10リバウンドを決めた。

 第2戦は同じくグリズリーズのホームで3日に行われる。

 イースタンカンファレンス準決勝では、昨季ファイナル王者のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)が101-89でボストン・セルティックス(Boston Celtics)とのシリーズ開幕戦に勝利した。

 ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)は24得点、13リバウンド、12アシストのトリプルダブルをマークし、リーグトップの守備力を誇るセルティックに対して、出場中に生まれたチームの87点のうち、55点に得点かアシストで関与した。

 アデトクンポは「自分はとにかく積極的なのが好きなんだ」と話し、「積極的にいきたいし、チームメートも自分にはそれを望んでいる。仲間のためにも、自分のためにも、ペイント内に入っていくことを心がけた」と続けた。

 セルティックスのシーズン最優秀守備選手マーカス・スマート(Marcus Smart)は、第2クオーターに右肩を痛め、太ももを打撲した。ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)がチーム最多の21点を決めた。(c)AFP