【4月27日 AFP】中国の国家衛生健康委員会(NHC)は26日、中部河南(Henan)省に住む4歳の男児が、「H3N8型」の鳥インフルエンザに感染したと発表した。ヒトからヒトへの感染リスクは低いとしている。

 H3N8型の鳥インフルウイルスは2002年、北米に生息していた水鳥から初めて検出された。馬、犬、アザラシへの感染は分かっていたが、ヒトから検出されたことはなかった。

 NHCによると、男児は今月初めに熱などの症状で入院した。自宅ではニワトリを飼育しており、周辺にはカモが生息していた。男児は鳥から直接感染したという。(c)AFP