【4月27日 AFP】サッカーイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)は25日、英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で6月1日に行われるアルゼンチン代表との国際親善試合を最後に、代表チームから引退すると明かした。

 37歳のキエッリーニは昨夏、イタリアのキャプテンとして欧州選手権(UEFA Euro 2020)に出場。チームはウェンブリーでの決勝でイングランドを下し、優勝を果たした。

「フィナリッシマ」と名付けられた今回の一戦は、欧州王者と南米王者が対戦する新たな試合となっている。

 25日に行われたセリエA第34節でユベントス(Juventus)がサッスオーロ(US Sassuolo)に2-1で勝利した後、キエッリーニはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に「ユーロ(欧州選手権)で優勝し、キャリアの絶頂期を迎えたウェンブリーで代表チームに別れを告げる」とコメントした。

「良い思い出と共にアズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)にさよならしたい。間違いなくイタリア(代表)での最後の試合になる」

 代表チームで116試合に出場しているキエッリーニは、代表から引退する前にもう一度W杯(World Cup)出場を目指していたが、同国はカタール大会(2022 World Cup)の出場権を逃してしまった。(c)AFP