グリズリーズが大逆転勝利、ウォリアーズはシリーズ突破に王手
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【4月22日 AFP】21-22NBAは21日、プレーオフのカンファレンス1回戦(7回戦制)が行われ、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)が104-95でミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)に逆転勝ちを収め、シリーズ2勝1敗と先行した。
敵地ミネアポリス(Minneapolis)に乗り込んだグリズリーズは、第2クオーターに最大26点差をつけられた後、第3クオーター途中まで25点差を追い掛ける展開となったが、第4クオーターには37-12で相手を圧倒する気概をみせ、試合をひっくり返した。
この試合でチーム最多の26得点を記録したデズモンド・ベイン(Desmond Bane)は、「大きな点差をひっくり返しての、感動的な勝利だ」とコメント。その一方で「冷静さを保つ必要がある」とし、「まだ1回戦だ」と長い先を見据えていた。
デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)の本拠地では、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が118-113で勝利し、今シリーズ3連勝を記録した。
ウォリアーズはステフェン・カリー(Stephen Curry)とジョーダン・プール(Jordan Poole)がそれぞれ27得点でチームをけん引したほか、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)も26得点をマークし、昨季のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)で、この日37得点18リバウンドの奮闘をみせたニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)を擁するナゲッツの前に立ちはだかった。
試合時間残り34.7秒の場面でドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が重要なスティールを決めるなどし、最終盤に9得点を挙げる中で失点を2に抑えたウォリアーズは、24日の第4戦で勝利すればシリーズ突破が決まる。
ユタ州ソルトレークシティー(Salt Lake City)では、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が終盤の反撃でユタ・ジャズ(Utah Jazz)を126-118で下し、シリーズ2勝1敗とリードした。(c)AFP