145人の市民や兵士がマリウポリから退避 親ロシア派
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【4月20日 AFP】ウクライナ東部の親ロシア派は20日までに、ロシア軍が包囲している南東部マリウポリ(Mariupol)から市民140人以上とウクライナ兵5人が退避したことを明らかにした。
ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州の一部を実効支配する親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」は20日、メッセージアプリのテレグラム(Telegram)に「ウクライナ軍の兵士5人が武器を置き、自主的にアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所の敷地内から退避した」と投稿。前日19日の投稿では、市民140人以上が避難したと記していた。
マリウポリをめぐり、ロシア政府は19日、武器を置いてマリウポリを退去することに同意したウクライナ兵に対する「人道回廊」を開設したとしていた。
さらに、ロシア軍は、マリウポリで立てこもるウクライナ軍部隊に投降するよう最後通告を出していた。(c)AFP
