【4月20日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は19日、同国によるウクライナ侵攻が「新たな段階」に入ったと述べた。

 ラブロフ氏は、インドの大手誌インディア・トゥデー(India Today)に対し、「本作戦の新たな段階が始まり、特別作戦全体において重要な瞬間になると確信している」と語った。ウクライナ東部ドンバス(Donbas)地方では戦闘が激化しており、ラブロフ氏の発言はロシア軍による大規模な攻勢開始に言及したものとみられる。

 国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は同日、ロシア軍の攻勢を非難。集中的な攻撃により「この戦いは必然的に、より暴力的で、残虐で、破壊的なものになる」と述べ、東方正教会の聖週間(Holy Week)に当たる21~24日の4日間に「人道的停戦」を実施するよう呼び掛けた。(c)AFP/Anatoly Stepanov