【4月19日 AFP】第126回ボストン・マラソン（2022 Boston Marathon）が18日、米ボストン（Boston）で行われ、男子の部はエバンス・チェベト（Evans Chebet）、女子の部は東京五輪金メダルのペレス・ジェプチルチル（Peres Jepchirchir）が制し、どちらもケニア勢が優勝を果たした。

　チェベトは2時間6分51秒で優勝。2019年大会覇者のローレンス・チェロノ（Lawrence Cherono）が2時間7分21秒で2位、前年覇者のベンソン・キプルト（Benson Kipruto）が2時間7分27秒で3位に入り、男子はケニア勢が2012年以来となる表彰台独占を飾った。

　2018年大会を制した川内優輝（Yuki Kawauchi）は20位だった。

　ジェプチルチルは最後のスプリント勝負でアバベル・イェシャネー（Ababel Yeshaneh、エチオピア）に競り勝ち、2時間21分1秒で初出場初優勝。これでマラソンでは2019年から5連勝となった。イェシャネーが2時間21分5秒で2位、メアリー・グギ（Mary Ngugi、ケニア）が2時間21分32秒で3位だった。

　ボストン・マラソンは今年から再び伝統の4月の第3月曜日に開催。新型コロナウイルスの影響により2020年は中止、昨年は10月開催になっていた。今年は定員の3万人が参加し、エントリーには新型コロナウイルスワクチンの接種証明が義務付けられた。(c)AFP