【4月17日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は16日、第30節の試合が行われ、無得点が続いていたアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が2ゴールを挙げたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を6-1で下し、次節の首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との直接対決に弾みをつけた。

 今季終了後のドルトムント退団が既定路線とみられている21歳のハーランドは、2ゴールを挙げてノーゴールを出場5試合で止めた。

 脚に故障を抱える中でハイパフォーマンスを披露したハーランドについてマルコ・ローゼ(Marco Rose)監督は、「良くなってきている。まだ痛みはあるが、きょうはそれに耐えられることを示した」とコメントした。

 ボルフスブルクに快勝した2位ドルトムントは、17日にアウェーでアルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)と戦うバイエルンとの差を6ポイントとした。

 ベテランMFケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)が躍動したヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)は、1-0でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に勝利し、下位3チームから抜け出した。

 35歳のボアテングが中盤を支配すると、ヘルタは後半開始直後にスアト・セルダル(Suat Serdar)が決勝点を挙げ、ここ9試合で2勝目を挙げた。

 ヘルタが勝利したことにより、同日アウェーでマインツ05(Mainz 05)と0-0で引き分けたVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は、残留/昇格プレーオフに回る16位に後退した。

 ヘルタは次節、本拠地オリンピアシュタディオン(Olympiastadion)でシュツットガルトを迎え撃つ。(c)AFP