【4月16日 AFP】21-22NBAは15日、各地でプレーオフ進出を決めるプレーイン・トーナメントが行われ、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)は107-101でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を下し、イースタンカンファレンスの第8シードを確保した。

 レギュラーシーズンをイースト9位で終えていたホークスは前半、キャバリアーズに圧倒されて2桁得点差をつけられたものの、この日38得点を記録したトレイ・ヤング(Trae Young)が後半だけで32得点をマークしたほか、計5人が2桁得点を記録する活躍で試合をひっくり返した。

 前半はわずか6得点で4本のターンオーバーも喫していたヤングは「前半はチームをがっかりさせてしまったと感じた」とし、「いくつかシュートをミスした。ハーフタイムの時点で10点差だったから、チームメートからのシュートがもっと必要だと分かっていた」と振り返った。

 実際のところヤングは、ホークスが後半に記録した56得点のうち、得点もしくはアシストで43得点に絡んでおり、これはキャバリアーズが後半に記録した合計40得点を上回る計算となる。

 第1シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)とのプレーオフ1回戦に駒を進めたホークスは、17日にシリーズ第1戦に臨む。

 一方、若手主体のキャバリアーズにとっては、2018年にレブロン・ジェームズ(LeBron James)が退団してから初めてのポストシーズン進出まであと一歩と迫っていただけに、胸が張り裂けるようなシーズン幕切れとなった。

 ウエスタンカンファレンスでは、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)が105-101でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)との接戦を制し、第8シードに滑り込んだ。

 ペリカンズはプレーオフ1回戦で、第1シードのフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に挑む。(c)AFP