【4月14日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のオリバー・カーン(Oliver Kahn)最高経営責任者(CEO)は、チーム得点王のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が、来月のシーズン終了後に退団するという報道は「でたらめ」だとして一蹴した。

 レワンドフスキとバイエルンの契約は来年までとなっているが、クラブは契約延長のオファーを出すのに時間をかけており、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)などに移籍するのではないかといった報道に拍車がかかっている。

 12日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)準々決勝敗退後に口を開いたカーン氏は、「ロベルト・レワンドフスキに関して、誰が一番でたらめなストーリーを作り上げられるかという競争があるみたいだ」といら立ち、「(クラブは)毎シーズン30〜40点決める選手の移籍を議論するほどいかれていない」とコメント。

「間違いなくもう1シーズンはロベルトと一緒にやる」と述べ、今季終了後の退団を否定した。

 カーン氏によれば、バイエルンはレワンドフスキとの契約延長を「楽観している」が、クラブ側の動きが少ないためドイツ国内では報道が尽きない。

 バイエルンのハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)は先月、クラブは契約延長を希望していると話していたが、発言を聞いたレワンドフスキ本人は「初耳だ」と驚いていた。カーン氏は契約延長交渉は「進行中」だとしている。(c)AFP