【4月12日 AFP】サッカースコットランド代表のレジェンドであるケニー・ダルグリッシュ(Kenny Dalglish)氏は11日、古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)が負傷から復帰したことは、宿敵グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)とスコティッシュカップ(Scottish Cup 2021-22)準決勝を戦うセルティック(Celtic)にとって追い風になるだろうと述べ、同選手を「最高の切り札」と称した。

 スコティッシュ・プレミアシップ首位のセルティックは先日、敵地で行われたレンジャーズ戦に2-1で勝利して同チームとの勝ち点差を6に広げ、今週末には勢いをつけた状態で再びライバルとの大一番に臨む。

 今季チーム最多の公式戦16得点を誇る古橋は、7-0で大勝した9日のセント・ジョンストン(St Johnstone)戦に途中から登場し、今年初出場。セルティックのレジェンドでもあるダルグリッシュ氏は、古橋の復帰でセルティックがさらに有利になるだろうと考えている。

 放送局「プレミア・スポーツ(Premier Sports)」のイベントに登場したダルグリッシュ氏は「先発出場ではなかったとしても、亨梧は最高の切り札」とコメントし、「もしセルティックがリードされれば、彼は途中から起用するのにうってつけの存在」と話した。「もしラスト20~30分で彼がビブスを脱いで途中出場の準備を始めたら、レンジャーズはあまり落ち着かないだろう?」

「シーズン序盤の亨梧は素晴らしかった。(中略)彼の動きとスピードは素晴らしい」 (c)AFP