【9月30日 AFP】スコティッシュ・プレミアシップ、セルティック(Celtic)のアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は29日、チームが開幕から不振にあえぐ中、質問をしてきた「上から目線」な批評家を批判した。

 ポステコグルー監督が率いるセルティックは現在リーグ戦で6位に沈んでおり、首位グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)にすでに6ポイント差をつけられている。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)でもFCミッティラン(FC Midtjylland)に敗れて2次予選敗退となったセルティックは、前週末も精細を欠いてダンディー・ユナイテッド(Dundee United)と1-1で引き分けたため、ポステコグルー監督に対するメディアの批判は強まった。

 しかし、30日に行われるヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)のグループステージ第2節、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦を前に、ポステコグルー監督はそうした批判に応戦した。

 Jリーグ1部(J1)、横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)の前指揮官だったポステコグルー監督は「率直に言って、質問内容が上から目線なのが唯一気に入らない」とコメントした。

「サッカーの試合に勝てなかったら、なぜこのサッカークラブの規模を知らないと言われたり、この立て直しに取り組んでいるのに、結果が出なかった時の影響を分かっていないと言われたりするのか理解できない」

「それは意図的なものかもしれないし、人々は見下すことをただ求めているのかもしれない。彼ら次第だ」

「重圧や批判、監視に関しては十分にフェア。それはサッカーに熱狂的な人々がチームを分析する際に行うことだから問題はない」 (c)AFP