【4月8日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)は7日、準々決勝第1戦が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はフェラン・トーレス(Ferran Torres)が後半に同点弾をマークし、アウェーでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)と1-1で引き分けた。

 後半開始早々、アンスガー・クナウフ(Ansgar Knauff)にカーブのかかったシュートを決められたバルセロナは、66分にフレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)との連携から最後はトーレスが流し込んで追いついた。

 その後、フランクフルトのブラジル人DFトゥタ(Lucas Silva Melo 'Tuta')に2枚目のイエローカードが出されたが、試合はそのまま終わった。

 トーレスは「リードされながらも最終的に追いつけたのは、第2戦に向けてとても貴重な結果になるかもしれない」とコメントした。

 一方、ホームにオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)を迎えたウェストハム(West Ham)は、前半終了間際にアーロン・クレスウェル(Aaron Cresswell)が退場したものの、1-1で引き分けた。

 41年ぶりに欧州カップ戦の準々決勝に進出したウェストハムは、ムサ・デンベレ(Moussa Dembele)へのファウルでクレスウェルが前半終了間際に退場するも、ジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)がジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)のミスを突いて52分に先制点をマーク。

 しかし66分、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からローンで加入しているタンギ・エンドンベレ(Tanguy Ndombele)に同点弾を許した。

 SCブラガ(SC Braga)はアベル・ルイス(Abel Ruiz)の華麗なゴールが決勝点となり、ホームでグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)を1-0で下した。

 また、RBライプツィヒ(RB Leipzig)はホームでアタランタ(Atalanta)と1-1のドローに終わった。

 ルイス・ムリエル(Luis Muriel)に強烈なシュートを決められ17分に失点したライプツィヒだったが、ダヴィデ・ザッパコスタ(Davide Zappacosta)のオウンゴールで60分を前に追いつき、なんとかドローに持ち込んだ。(c)AFP/Ryland JAMES