【4月7日 CGTN Japanese】新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的な大流行)に対応するため、上海市では国家エキシビション・コンベンションセンターの臨時医療施設への改築作業が進められています。完成後は最大4万人の患者を受け入れ可能な、上海で最大の臨時医療施設となります。国家エキシビション・コンベンションセンターにある計8つのパビリオンのうち、一部ではすでに改築後の主要な構造が完成しています。

 国家エキシビション・コンベンションセンターは、建物の外観から、別名「四葉草(四つ葉のクローバー)」と呼ばれ、近年は特に、中国国際輸入博覧会のメイン会場として毎年使用されています。

 なお、現時点で上海最大の臨時医療施設は浦東新区に位置する新国際博覧センターで、改築着工からわずか184時間で運用が始まりました。今では1万人以上の新型コロナ患者を受け入れています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News