【4月5日 CGTN Japanese】世界保健機関(WHO)はこのほどホームページで、新型コロナウイルス感染症の治療における中医薬の評価に関する専門家会議の報告書を発表し、新型コロナウイルス感染症の治療における中医薬の安全性と有効性を明確に認めるとともに、中国が提唱した中医学と西洋医学の結合モデル(統合的な医学モデル)を積極的に取り入れるよう加盟国に呼びかけました。

 報告書によりますと、中薬は新型コロナウイルス感染症の治療において効果的に働き、臨床治療効果の判定指標に基づくと、特に軽症型と普通型の症例に著しい効果があります。中医薬は軽症型と普通型の症例が重症化するリスクを効果的に下げることができます。中医薬は軽症型と普通型の症例に対し、単純な一般的治療と比べて、追加的な介入措置として使用される際に、ウイルスを除去するまでの時間、臨床症状が改善されるまでの時間、入院時間を短縮することができます。中医薬を早期に投与することで、軽症型と普通型の患者の臨床予後を改善できます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News