【4月7日 AFP】ロシア財務省は6日、ドル建て国債の支払いを自国通貨ルーブルで行ったと発表した。ウクライナ侵攻をめぐり西側諸国から前例のない制裁を科される中、デフォルト(債務不履行)と認定される公算が大きくなった。

 同省は、債務支払いを代行する外国銀行が4日、支払い処理を拒否したため、6億4920万ドル(約804億円)を外国の債権保有者にルーブルで支払うことを余儀なくされたと説明。ルーブルでの支払いが受け取られたかどうかは明らかにしなかった。

 米国は4日、ロシアに対し、米国の銀行に預けている資金を使った国債関連の支払いを禁止。ロシアに対する経済面での締め付けを強化していた。(c)AFP