【4月6日 CGTN Japanese】今年の清明節(中国の先祖祭、春分から15日目)にあたる5日、中華民族の始祖とされる黄帝を祭る儀式が陝西省(Shaanxi)黄陵県(Huangling)の黄帝陵で行われました。

 これは清明節の恒例行事で、今年はコロナ禍により、参列者を大幅に減らしたほか、ネットを通じたライブ中継も実施されました。中国国務院台湾事務弁公室、国務院僑務弁公室、帰国華僑連合会、陝西省政府によって共同で主催され、台湾会場も設けられました。

 軒轅(けんえん)氏の名でも知られる黄帝は、炎帝と共に中華民族の始祖として広く認められています。約4600年前の黄帝の時代に、農業、養蚕、漢字、医学などの中華文明は大きな発展を遂げたとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News