【4月5日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは4日、第31節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はクリスタルパレス(Crystal Palace)に0-3で完敗し、トップ4フィニッシュに向けて大きな痛手となった。チームを率いるミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は「許容できない」パフォーマンスだったとして謝罪した。

 敵地シェルハースト・パーク(Selhurst Park)に乗り込んだアーセナルは前半、ジャン・フィリップ・マテタ(Jean-Philippe Mateta)とジョルダン・アイェウ(Jordan Ayew)にゴールを許し崩壊。

 後半に入っても立て直すことができず、ウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)のPKで失点。リーグ戦の直近3試合で2敗目を喫した。

 4位で今節を迎えたアーセナルは、3日の試合でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に5-1で大勝したトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)にプレッシャーをかけられていたが、これ以上ないほど説得力の欠ける反応となってしまった。

 アーセナルは4位トッテナムと勝ち点で並び得失点差で5位につけているが、消化試合は一つ少ない。

 今回の結果によってトップ4争いの展開は分からなくなり、アーセナルを3ポイント差で追うウェストハム(West Ham)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)もチャンスと見るだろう。

 アルテタ監督は「フィジカル勝負をして、しっかり走らなければならない。それらができて初めてプレーする権利を得る。ボール保持時に全く安定感がなかったし、あれは許容できない」とコメントした。(c)AFP/Steven GRIFFITHS